7月26日(金)奥三河ジュニアおしごと体験~設楽コース~
愛知県主催
奥三河ジュニアおしごと体験~豊根コース~
2019年7月26日(金曜日)
本イベント最初の「おしごと体験」は、標高900m、爽やかな高原の風が吹く駒ヶ原高原『ばんじゃーる駒ヶ原』で実施されました。オーナーの竹内通王(みちお)さんがこの地に牧場を作ってからもうすぐ50周年。「都会の人が気持ちよく過ごしてもらえる場所にしたい」と、6年前にこのお店が建てられました。参加したのは設楽町在住の小学生(4年~6年生)男女5名。彼らはここで一体どのような「おしごと」を体験するのでしょうか。
今回のイベントでは豊川高等学校の生徒2名がボランティアとして参加。子供たちのフォローを中心に、全面的にお手伝いをしてくれました。
<9:00自由研究にするためのヒント①>
お仕事体験に入る前に、今回の体験を夏休みの自由研究としてまとめるためのヒントをお話しします。講師は東三河のブログポータルサイト『どすごいブログ』を運営する「コキュー」の代表、土屋恵美さん。あらかじめ必要な項目が書かれた用紙を配りながら「今日の体験をこの紙に書き込んでいけば、そのまま提出できる自由研究が完成するよ」と説明する土屋さん。実際に娘さんが記入した自由研究をサンプルとして見せながら、記入するためのコツをわかりやすく説明してくれていました。
<9:30おしごと体験>


子供たちはみんな白衣に着替えて長靴を履き、段戸牛が飼育されている牛舎を見学します。案内してくれたのはこの5月からここで働いている山田夏綺さん。4月に生まれたばかりの仔牛への授乳を体験させてもらいます。育ち盛りの仔牛は、朝夕3リットルずつ、一日に6リットルのミルクを飲むそうです。その後は成牛への牧草やり体験。今ここで飼育されている牛は全部で480頭前後。毎月のエサ代は1000万円にもなるとのこと。生後から2年と数ヶ月で体重は800㎏になり、出荷されていくことになります。
<11:30昼食>サーロインステーキセット『ばんじゃーる駒ヶ原』


牧場での餌やり体験の後はお店に戻り、昼食の時間。たけうち牧場の牛肉を使ったサーロインステーキセットをいただきます。マネージャーの中村志江(ゆきえ)さんは、「さっきまで生きていた牛を食べることは可哀相、と悲しい気持ちになる」「しかし命をいただいている、ということは、とても大切なことでもある」と話してくれました。


高原の美味しい空気と水で育った段戸牛はとても柔らかくてジューシー。お肉本来の旨みを引き出すため、3種類の塩(藻塩、モンゴル岩塩、ヒマラヤ岩塩)を付けていただきます。お米と野菜は生産者がわかる地元産。最高のステーキセットを参加者全員で味わうことができました。
<12:15自由研究にするためのヒント②>


ステーキで満腹になった後は、今日体験した内容をレポートにまとめていきます。
お店の名前「ばんじゃーる」とはインドネシア、バリ島の言葉で「助け合いのコミュニティ」をあらわすことば。都会の人と田舎の人を結ぶ場所にしたいという竹内さんの想いや、人が生きるために他の命をいただくという人間の根源的ないとなみを、子供たちはどのように受け止めてくれたのでしょうか。
お仕事体験先
体験先 | 段戸山高原 たけうち牧場 |
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住所 | 〒441-2431 愛知県北設楽郡設楽町西納庫字駒ヶ原69-3 |
連絡先 | TEL 0536-65-0638 |
URL | http://teleco.jp/takeuchi/ |
体験先 | 農園レストラン&BBQばんじゃーる駒ケ原 |
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住所 | 〒441-2431 北設楽郡設楽町西納庫字駒ヶ原99-1 |
連絡先 | TEL 0536-65-0437 |
URL | https://banjarkomagahara.com/ |
■奥三河まるごとおしごとプログラム~自由研究をやっつけよう!~
https://okumikawa-junior.com