8月3日（土）奥三河ジュニアおしごと体験～新城・東栄コース～

愛知県主催
奥三河ジュニアおしごと体験～新城・東栄コース～

2019年8月3日（土曜日）

＜7:30受付①開始＞ファミリーマート北設楽郡東栄店
＜8:15受付②開始＞鳳来中央集会所

設楽コース、豊根コースと続いた「おしごと体験」の第三弾は新城・東栄の二地域を巡ります。 参加したのは新城市、東栄町在住の小学生4年～6年生の子供たち。今回は豊川高等学校のボランティアも4名が参加してくれました。

＜8:30自由研究にするためのヒント①＞

まずは、集合場所でもある鳳来中央集会所において今日一日の流れが説明され、東三河のブログポータルサイト『どすごいブログ』を運営する「コキュー」の代表、土屋恵美さんから夏休みの自由研究についてのアドバイス。そして本日最初の体験「新城キッコリーズ」の代表、田實健一さんから、きこりのお仕事についてお話がありました。

＜8:45おしごと体験①＞きこりのお仕事『新城キッコリーズ』

鳳来中央集会所からバスに乗って近くの山林に移動して、きこりのお仕事を体験します。田實さんから山に入る前の注意事項を聞いた後は、山の神様にお参りをしてから実際に山に足を踏み入れます。細かったり曲がっていたり、一部が腐っていたり。そんな材木として売り物にならない丸太は燃料にするという使い道があります。実際にここで伐採された丸太の一部は湯谷温泉のお湯を沸かすことに使われているそうです。

実際に切り倒したヒノキをのこぎりを使って自分たちで12センチずつの長さに切っていきます。チェンソーを使えば一瞬ですが、みんな汗だくになって作業していました。ここで切られたヒノキは、後の工程でエッセンシャルオイル作りの材料となります。

＜10:40おしごと体験②＞エッセンシャルオイル作り『奥三河蒸留所』

木こりの仕事の後は、場所を移動して奥三河蒸留所へ向かいます。ここは主に森林資源を活用したエッセンシャルオイルを作る蒸留施設。今年オープンしたばかりの新しい施設です。木の中に含まれるエッセンシャルオイルは、木が育つために自分で作り出したもの。良い香りがするだけではなく、抗菌、防カビ、風邪の予防など、様々な効能が期待できます。実際に自分たちが切ってきた木を蒸留装置に入れ、エッセンシャルオイルの抽出作業をしている間に昼食タイムです。

＜12:00昼食＞奥三河スープセット『奥三河蒸留所』

奥三河蒸留所内にある「TEA CAFÉ」では地元の素材にこだわったスープメニューやハーブティーを楽しむことが出来ます。今回子供たちは、滋味豊かな豆乳スープや夏野菜のカレーをいただきました。山での力仕事で汗を流した後の食事は、とても美味しく楽しむことができたのではないでしょうか。

＜13:30おしごと体験③＞ブルーベリー摘み取り・選別『のっきぃブルーベリー農園』

食事の後はまたバスに乗って東栄町の「のっきぃブルーベリー農園」まで移動します。ここは「NPO法人てほへ」により運営される東栄町では唯一のブルーベリー摘み取り農園で、現在約250本の木が栽培されているとのこと。NPO法人てほへ理事長の清水さんより、収穫したブルーベリーを商品として販売するまでの流れ（収穫→選別→パッケージ→販売）について説明を聞いた後、実際におしごと体験のスタートです。

子供たちは摘み取り作業と選別・パック詰めの2班に別れて作業を始めます。ピンクや白の実は未熟なので収穫しない、ブルーベリーは収穫後に熟すことがなく、摘んだときのままなのできちんと熟したものを選んで収穫することが大切、などの説明を受けながら収穫作業をすすめます。「摘んだブルーベリーは食べてもいいよ」とのことでしたので、収穫よりも実を食べることの方に夢中になってしまう子も少なくありませんでした。

＜14:40ティータイム＞Caféのっきぃ

ブルーベリーの収穫・選別作業の後は、場所を東栄町体験交流館「のき山学校」内の「Caféのっきぃ
」に移してティータイム。新鮮なブルーベリーから作ったスムージーをいただきました。今日はずっと暑い中での体験や作業ばかりでしたので、ブルーベリーの酸味とほのかな甘さが私たちの体の隅々にまで染み込んでいくようでした。

＜15:30自由研究にするためのヒント②＞

Caféのっきぃに併設されたのき山文庫（図書館）で本日の締めくくり。ブルーベリー農園やNPO法人てほへの活動について清水さんの清水さんのお話をうかがい、その後は各自で体験した内容をとりまとめていきました。新城と東栄の「おしごと」の大変さや魅力を知り、体験する一日は子供たちにとってとても素晴らしい思い出になったものと思います。

お仕事体験先

■奥三河まるごとおしごとプログラム～自由研究をやっつけよう！～
https://okumikawa-junior.com